BL主腐日記

BL的<萌>をひたすら叫んでいるブログです。
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憎らしい彼

「美しい彼」の続編「憎らしい彼」を読みました。
(1巻レビュはここ

ここ1年ほど感想を書きたくなる凪良本に出会えませんでしたが、
今回のは相当笑いを禁じえない嵌り方♪

2016年のよい締めくくりとなりました(^^)

nnikura.jpg

「美しい彼」で下僕から恋人に昇格したはずの平良でしたが、
根は全く変わらず、清居のおっかけファンという立ち位置に固執。

清居を常に崇拝し、現在の幸福は続かないと思い込み、
清居の気持ちを推しはかるのは身の程知らずだ。

という、妙なマイワールドに支配されるキモヲタくん。

一方清居も弱い部分は一切見せないツンを続行しているため、
素直さや可愛げがゼロ。

本音を出さない二人のすれ違いが焦れったい内容です。

が、全体的には平良のキモウザ言動が可笑し過ぎて、
外出先で読むのは危険なラブコメ。

とりわけ笑ったのは・・

・恋人になっても清居の入り待ち、出待ちをしたあげく、
ヲタトークを炸裂させる。
・ケーキ工場の栗のせ作業を忍び笑いをしながら行う。
・両親に「息子はゲイ?」と疑惑を抱かせる。
                              等々

そしてこのお笑い部分と並行して、
今回は平良の卑屈で傲慢な負の部分が
しっかりと描写。

社会に適合して行かなければならない平良の現状と、
タレントとファンの距離感や、SNSの問題点が少々リアル。

二人の成長を描きながら、
物語に奥行がありました。
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[ 2016/12/19 14:07 ] 凪良ゆう | TB(0) | CM(0)

累る-kasaneru-

凪良さんの今年4冊目の新刊はファンタジー。
しかも大好物の輪廻転生もので、イラストはお耽美な笠井あゆみさん♪

でも真っ裸な表紙にギョッとして、
凪良さんの作風と合うの?大丈夫なの?
と思った矢先、扉絵カラーのエロ衝撃でますます不安に・・w

ところが読み終わった今ではこれ以上ないほどシックリきて、
表紙からは切なさと、神々しささえ感じる。

幻想怪奇BL なストーリーにとにかくピッタリでした。

kasane.gif (凪良ゆう/笠井あゆみ)

腹違いの兄弟七緒奏人は不幸な家庭環境のせいで
お互いが特別な存在。

そのせいか大学生になった二人の間に恋愛感情が芽生え、
でも恋と同時に七緒が悪夢を見るようになり・・

それは奏人が幼い頃から繰り返し見る夢とリンク。

そしてこの悪夢は村の守り神・オワタリさまと、
彼の世話をする口のきけない少年・四郎に繋がり、
二人の前世が垣間見えてくる。

でも重さと切なさは奏人×七緒エピより四郎×オワタリの方が数段上で、
四郎が純愛とエゴで鬼になっていく様が鳥肌もの。

凄惨な末路に「祟りじゃ~」と叫びたくなる村の運命と、
気狂いの老人が恐ろしいのに一気読みっ。

そして後半の現世エピは、二人がこの過去と向き合い、
七緒の記憶が鮮明になることで、救われる奏人。

四郎の罪で苦しむ奏人は胸に迫るものがあったので、
七緒が辛さを半分背負うことができてよかったです。


凪良さんは色々なタイプのお話を書ける作家さんですが、
今回のようなダークファンタジーは非常に好み。

前半の弟×兄の背徳感も堪らなくツボで・・
私的凪良本ベスト10に入る勢いでした。

*てなわけでベスト10はこれ↓

・初恋姫
・積木の恋
・お菓子の家
・あいのはなし
・雨降りvega
・真夜中クロニクル
・美しい彼
・ショートケーキの苺にはさわらないで
・まばたきを三回

・累る
[ 2015/10/14 20:53 ] 凪良ゆう | TB(0) | CM(3)

二アリーイコール

凪良さんの新刊「二アリーイコール」の感想です。

nini.gif (凪良ゆう/二宮悦巳)

7月の新刊「ここで待ってる」から間もない出版でしたが、
今回の国立&仁居は二人とも温和で優しく、ツンデレもヤンデレも皆無w

それでも丁寧な描写で繊細な心の動きが綴られているため
少しも飽きず、焦れったさも感じず、一気読み。

不幸な家庭事情から身よりのない仁居は
本来寂しがりやで情が深い。

が、初恋の相手に「重い」と言われて以来、
人との距離が掴めず、常に控えめで分かりにくい。

なので仁居が時々出す強い想いに一々キュンとさせられる。

国立はそんな彼にゆっくりアプローチしますが、
こちらは言動が素直なので可愛らしく誠実。

でもこの人の背負っている過去も仁居と別種ながら重いもので・・
だからこそ仁居と上手く行くはず。 と、納得できる組み合わせ。

二人を結びつけた猫のニーニがGJでした♪
[ 2015/08/13 12:49 ] 凪良ゆう | TB(0) | CM(0)

ここで待ってる

凪良さんの新刊「ここで待ってる」の感想です。

kokode.gif (凪良ゆう/草間さかえ)

この作家さんで草間イラは2回目ですが、
今回はSFとは無縁の 空手の師範代・成田×生徒の父・飴屋 という市井設定。
(「ショートケーキの苺にはさわらないで」感想はここ

でも二人の出会いはゲイバーで、
しかも飴屋は性悪ビッチ。

その後、空手道場で偶然再会し、一目ぼれしていた成田は複雑な心境に陥りますが、
飴屋の家庭事情を知るや、離れがたくなって行きます。

後半は幼い息子・のよき父親であり続けようとする飴屋と
自立したい妻・のばらのすれ違い、
そして子供のために強引になれない成田が焦れったい展開で・・

とにかく登場人物全員が盛大に お人よし 。

特に成田の祖父は本当に子供好きなイイ人で、
呆れるほど度量が大きい。

ラストのまとめ方には少々目が点になったものの、
一人一人の背景がきっちりと描かれていたのでとりあえず納得。

がまん強い包容力男の成田と、ツンデレヤンキーな飴屋が
おじいちゃんのお陰で大団円。

途中飴屋の過去エピに「青春アミーゴ」を歌いたくなりましたww
[ 2015/07/27 14:50 ] 凪良ゆう | TB(0) | CM(0)

ショートケーキの苺にはさわらないで

凪良さんの新刊「ショートケーキの苺にはさわらないで」を読みました。
ストーリーは近未来の人間とアンドロイドの純愛

なのでファンタジー色が強いのですが、
生命の定義を考えさせられるような内容でもあり・・・
けっこう深かったです。

ショートケーキの苺にはさわらないで (ショコラ文庫)ショートケーキの苺にはさわらないで (ショコラ文庫)
(2015/02/10)
凪良 ゆう

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大学生の南里がひょんなことから手に入れたアンドロイドのシン
×××目的の美しい裏ドール。

でもドールヲタクの南里はシンを大切に扱って、
本物の恋人同士に発展。

が、ラブラブになった直後に戦争が勃発。
アンドロイドを戦闘要員にするための徴収が始まります。

二人は離れ離れになり、でもその後驚くべき形態で巡り合い、
何度オフ状態になっても、記憶がゼロにならない絆の深さ。

想いの強さと後半の意外な展開に驚きつつも一気読み。

戦争にジワジワ巻き込まれていく、平和ボケした日本人の状態と
ロボットが進歩したら本当にこんな世界になるかもしれないという、
リアルな未来図が面白かった。

そして感情が成長するアンドロイドはもはや機械ではなく、
人間との違いは魂があるか無いかというだけで、
でも魂の存在を否定すればほぼ人と同じ。

人間も死んだらロボットのスイッチを切るようにそれで終わりかもしれない。
なので1・2世紀後には人工知能の方が人を超えているかも?

と、つらつらそんなことを考えさせられる作品でしたが、
もちろんラブストーリーとしても素晴らしく、シンの可愛さは最高で、
南里の<愛>は賞賛もの。

ドールヲタ仲間も皆イイ奴だし、丸型ロボットは欲しくなるキュートさ♪
キーワードとなるタイトルの使い方が抜群の、泣けるお話でした。
[ 2015/02/16 21:07 ] 凪良ゆう | TB(0) | CM(0)

美しい彼

凪良さんの今月2冊目の新刊です。

【Amazon co.jp限定】美しい彼 書き下ろしショートストーリー付き (キャラ文庫)【Amazon co.jp限定】美しい彼 書き下ろしショートストーリー付き (キャラ文庫)
(2014/12/19)
凪良ゆう

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葛西さんの美しい表紙とあらすじから、けっこう昏く病んだストーリー?
と思いましたが、読んでみると攻・平良はわりと滑稽なヤンデレw

美しい同級生・清居に魅かれて以来、
どんなに「うざい」「きもい」と言われても崇拝を止めないM下僕。

というのも元々平良は吃音が原因で友人が出来辛く、
高校では清居を頂点とするグループのパシリ。

が、清居には独自の物差しがあるため、悪乗りのはせず
他のメンバーが平良に無体を働くとさりげなく庇ってくれる。

そんなマイぺースな清居に嵌ってしまった平良は
アイドルを信仰するように清居を追い続けます。

一方清居は平良をキモウザがりながらも、
実は優越感にどっぷり。

必要とされている自分に価値を感じているため、
平良との間に奇妙な力関係と絆が生まれます。

ところが高校卒業後、平良は清居の追っかけを諦めてしまうため
立場が逆転。

普通の感覚で自分に接してこない平良を
口説くはめになる女王様・・。

君主と下僕が同等になるまでの過程が少々笑えて、
ツンデレとヤンデレのすれ違いと、平良のっぷりが非常に面白い物語でした。


にしても巻末のSSと番外ぺーパーの平良はかなり可笑しかった。
清居は一生こんなキモ可愛な男と付き合っていくのか・・(笑)

この小説を読んだ直後に大阪のアヒル隊長を見に行ったのでタイムリーでした♪


ahiru.gif  中之島に浮くラバーダック
[ 2014/12/24 11:20 ] 凪良ゆう | TB(0) | CM(0)

愛しのいばら姫

凪良さんの新刊「愛しのいばら姫」を読みました。

愛しのいばら姫 (プラチナ文庫)愛しのいばら姫 (プラチナ文庫)
(2014/12/10)
凪良 ゆう

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この作品は「365+1」のスピンオフで、
365で1番キャラが濃かった美山靫彦のお話。

美山は表向きはゴージャスなハーフイケメンのモデルですが、
実は毒舌女王様。

その上ネグレクトな育ちなため、
生活能力も低い投げやりタイプ。

それでも綾野、紺、久保田とは縁が切れず、
特に久保田はトゲトゲな美山に可愛さを見出して、メゲズに構い倒す。

しかも久保田のメゲナイ精神は仕事にも発揮されて、
ブランドの立ち上げも精力的。

凪良さんの不屈ポジティブな攻の中でも、
力強く明るいタイプでした。

一方美山はツンデレを絵に描いたような可愛げと健気さを合わせ持ち、
そのため途中少々焦れましたが・・

その分 ラストの短編が凄かったぁぁ (^^)

こんなに上手く行っていいの?
こんなに甘甘華やかでいいの?


という読んでるこっちが恥ずかしくなるよーなフィナーレw
でもBLだからこそ許されるハッピーエンド。

スッキリと楽しめました♪

365+1 (プラチナ文庫)365+1 (プラチナ文庫)
(2014/07/10)
凪良 ゆう

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[ 2014/12/14 10:53 ] 凪良ゆう | TB(0) | CM(0)

それはおまえが童貞だからです

凪良さんの新刊「それはおまえが童貞だからです」を読みました。

それはおまえが童貞だからです (幻冬舎ルチル文庫)それはおまえが童貞だからです (幻冬舎ルチル文庫)
(2014/10/15)
凪良 ゆう

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タイトルからお笑い臭がプンプンしていますが、
でも地元の本屋に行く勇気はなくてポチッと買い(笑)。

この作家さんのコメディは恐らく4作目で、
今回は<30まで童貞だと超能力者になる>というかなり荒唐無稽な設定。

これにパイ〇ンが原因で初恋をこじらせた二ノ宮と、
その相手・世取の再会愛が乗っかり、刑事事件も絡んで大騒動。

ドタバタ劇をサクサク読むことができましたが、
私的に1番面白かったのはタイトルについての後書き

小説は今一なくて・・(イラストが苦手なせい?/汗)
切なさの分量がもう少し欲しかったですっ。

*凪良さんのラブコメは「初恋姫」が1番好き~!!(感想はここ
[ 2014/10/20 13:45 ] 凪良ゆう | TB(0) | CM(0)
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